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インフラサービス(企画・設計・構築)
北海学園大学様

学内教育用コンピュータシステムの利便性・運用性を大幅に向上させた新システムに刷新。
500台を超えるシンクライアントを導入し、アプリケーション配信技術や仮想化技術による可用性向上と大幅な消費電力・設置スペース削減を実現

北海学園大学様は学内ネットワークと構内に点在するコンピュータ実習室における教育用コンピュータシステムを刷新し、2008年4月より本格稼動を開始した。いつでも、どこでも、誰でも同じ環境で教育が受けられる。
なおかつ高い可用性と運用性を確保する。この高い目標を達成する為に、「PFUのインフラサービス(企画・設計・構築)」を採用。
新機能の実現と共に約2倍に増えたサーバ台数を仮想化技術により省電力化、省スペース化にも成功。北海学園大学様のIT教育の充実とその安定運用に役立っている。

理想の教育用システムとインフラ構築ベンダーへの期待

北海学園大学教授 情報システム運営委員長 竹内 潔 氏

「いつでも、どこでも、誰でも同じ環境で教育が受けられるシステム。これが理想なのだが、学内に点在するコンピュータ実習室に設置されていた約550台のPCは、導入時期の違いもあり、ハードウェアのスペックや利用できるソフトウェアもまちまちで、理想とはほど遠い状況だった」と竹内 潔 教授(情報システム運営委員長)は語る。

大学が授業で利用するソフトウェアの種類は多く、多数に及び、高額なソフトウェアも含まれる。その為、すべてのPCに、大学が希望するすべての種類のソフトウェアを導入する事は、コスト面でも難しい状況にある。また、IT技術の進化は著しく、導入時期が数年違えばソフトウェアのバージョン、機器のハードスペックともにまったく異なってしまう。このため、利用する教員・学生からも改善要望が強かった。
学内教員で構成される教育用コンピュータ実習室運営委員会(竹内教授が委員長として兼任)では、この異なったIT環境の改善や、システムとしての可用性の確保は重要な課題であった。

「この課題を解決する為の技術的キーワードは「アプリケーション配信」と「仮想化」と考えていた。ただし、現場の学生たちが利用するシステムは何より安定稼動が必須要件。新技術の採用に不安が無かったわけではない、ただ、今まで色々なベンダーと接し、他大学の先生とも情報交換したが、ベンダーの対応力は表面からではわからない。そこで苦労してでもやり遂げてくれるベンダーにお願いしたいと思っていた。技術力も重要だが、議論をしながら一緒に考えてくれるPFUの対応を見て、今回の構築をお願いする事にした。」(竹内 教授)

安定稼動の実現に向けた事前検証の実施とシステムの特長

新しい技術の採用やマルチ・ベンダーソフトの使用での不安や問題発生を最小限に留めるため、事前検証に時間を割いた。具体的には教育用ソフトウェアの仮想化環境/オンデマンド配信環境で問題点を徹底的に調査。それに加え、富士通Platform Solution Center(プラットフォームソリューションセンター)で実機を使用した検証環境を構築し、稼動後に実際に発生する問題を事前に洗い出し対応方法を検証。紙の上では掴めないそのノウハウが本番システムの運用開始時からの安定稼働に効果があった。

本教育用コンピュータシステムの特長は

シンクライアントの採用

PCはシンクライアントを採用。これにより、どの教室でも必要に応じ、必要なOS環境を統一した形で利用可能となり、急なカリキュラムの変更への柔軟な対応を実現。また、新種のウイルスなどのセキュリティ被害や学生の誤操作によるトラブルも再起動のみで復旧が可能となりセキュリティレベルと運用性も向上した。

オンデマンドアプリケーション配信の採用

アプリケーション・ストリーミング・システム「MAGICLASS Z!Stream(マジクラス・ジーストリーム)」を採用する事により、サーバ側で環境を準備するだけで、すべてのPCに統一したアプリケーション利用環境を実現。同時に高価なアプリケーションを同時利用ライセンスとすることにより、多岐にわたるソフトウェアを必要最小限のコストで、どこのPCからも利用可能となり、新たに必要なソフトウェアを導入する場合でも柔軟に対応が可能となった。

ブレードサーバと仮想化技術の採用

新機能の投入、また可用性向上のため、必要なサーバ台数は旧システムの約2倍に膨れ上がった。この問題に対処する為、富士通製のブレードサーバとヴイエムウェア社製「VMwareESXServer」を採用。これにより、仮想化による高密度なサーバの集約と、リソース利用率の最適化が計れ、旧システムと比べても省電力化(約15%削減)、省スペース化(約20%削減)を実現。導入コストの削減と共に、運用効率も向上した。


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今後の展望

本システムの導入により「いつでも、どこでも、だれでも、同じ環境で教育が受けられる」理想の教育用システムに近づいた北海学園大学様にも、まだ、「どこでも」と言う部分で課題も残されている。
「学内は建屋の関係でネットワークの配線に制約がある部分もあります。無線LAN等により学内どこからでも、またインターネット経由で学外の何処からでも授業が受けられ、必要な情報を学生に提供できる、そんなシステムを目指したい。」(竹内 教授)

この実現には単に利便性の向上だけでなく、情報漏えい問題を含む「リスク管理」も重要な検討課題となる。どの情報を誰に対してアクセスさせる必要があるのか、誰に見られたら問題なのか等、整理検討が必要な部分と、それをどのような技術で安定稼動を前提にシステムとして実現するのかの両面で検討する必要がある。今後も北海学園大学様のITにおける教育環境の充実と高度化にPFUは一緒に考えるパートナーでありたいと考えている。

大学概要

名称 北海学園大学
所在地 札幌市豊平区旭町4丁目1番40号
創立 1952年
学生数 約9,300名
URL http://www.hokkai-s-u.ac.jp/
概要 北の大地は母の大地となり、“徒に官に依拠せず自らの努力をもて立つ”という自主独立の「開拓者精神」を使命として、創設され、現在、北海道における最大規模の私立総合大学として人材の育成に努めている。


※ 記載されている製品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。

「ITインフラ サービス」のご紹介はこちら
http://www.pfu.fujitsu.com/infra/service/